JR東日本と松竹が業務提携 訪日客の取り込みが狙い
JR東日本と松竹は18日、観光分野での協力関係を強化するため、包括的な業務提携を締結したと発表した。インバウンド(訪日客)の取り込みが主な狙い。歌舞伎やアニメなどとゆかりがある場所に着目し、地域活性化や観光振興に向けた取り組みを推進する。
JR東が高輪ゲートウェイ駅周辺で手がける大規模再開発計画「高輪ゲートウェイシティ」でも連携を図る。2026年春にデジタル技術を活用できる最新鋭の劇場が完成する見通しで、日本文化をテーマに新しいコンテンツを共同開発し、提供する予定だ。
歌舞伎座がある東銀座駅周辺や高輪など両社が拠点を持つ地域で、ナイトタイムエコノミーを充実させる取り組みも進める。