仏検察、ルペン氏の公職追放求刑 27年大統領選出馬に影響も
【パリ共同】フランス検察は13日、極右政党、国民連合(RN)の指導者マリーヌ・ルペン氏が公金を不正に受給したとされる疑惑を巡る公判で、公金不正流用罪で禁錮5年と5年間の公職追放を求刑した。フランスメディアが伝えた。判決次第でルペン氏は2027年の大統領選に出馬できない可能性もある。
ルペン氏は大統領選の有力候補になると目されており、検察は有罪判決後に控訴しても公職追放を直ちに適用するよう求めた。ルペン氏は「言語道断で、検察はRNをつぶそうとしている」と非難した。