22歳のデビュー作 詠み続け回復の力に【河野裕子 うたのこよみ⑧】 

熊本日日新聞 2024年11月12日 06:05
角川短歌賞を受賞した当時の河野裕子さん(左端)。右から伯父で歌人の福島照夫さん、指導した歌人の甲斐雍人さん、福島さんの長男敢人さん=1969年8月、滋賀県(福島敢人さん提供)

 夕闇の桜花の記憶と重なりてはじめて聴きし日の君が血のおと  「この歌はいい。君が今までに作った歌の中で一番いい」。1968(昭和43)年末、京都女子大3年だった河野裕子さんは、当時交際していた夫の永田和宏さん(77)に褒められ、歌をたく...

残り 1533字(全文 1653字)

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
熊本の文化・芸能