ドイツ選挙、来年3月前に実施も 当初予定より早まる見通し
【ベルリン共同】ドイツのショルツ首相は10日の公共放送ARDの番組で、連立政権崩壊による解散総選挙に向け、連邦議会(下院)での自身の信任投票をクリスマス前に実施する可能性を示した。当初は来年3月の総選挙を想定し、1月15日に行う考えを示していた。総選挙がさらに早まる見通し。
最大野党の保守、キリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)が信任投票や選挙の早期実施を求めていた。来年予算の年内成立にはCDU・CSUの協力が必須で、早期実施を巡り、ショルツ氏の社会民主党(SPD)はCDUのメルツ党首と交渉を進めている。 世論調査ではCDU・CSUが支持率で首位を独走している。
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