遅すぎた解決に安堵と無念 旧優生保護法下の強制不妊、国と和解した熊本の原告・支援者

熊本日日新聞 2024年11月7日 19:50
旧優生保護法をめぐる熊本訴訟の和解後、「願いがかなうなら、子どもたちと普通にだんらんの時を過ごしたかった」と話す原告女性=7日午後3時50分ごろ、福岡市中央区の福岡県弁護士会館(石本智)

 旧優生保護法下の強制不妊をめぐる熊本訴訟が提訴から6年を経て決着した。安堵[あんど]の表情を浮かべる原告の女性や支援者。ただ、不妊手術で奪われた幸せだったはずの時間は戻らない。原告の男性は和解を見ずに亡くなった。遅すぎた解決に無念さが入り...

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