核兵器使用の危機に抗す 日本被団協ノーベル平和賞に寄せて 長曽我部久(元日本被団協九州ブロック代表理事)

熊本日日新聞 2024年11月9日 11:25
 ちょうそかべ・ひさし 1936年ソウル生まれ。45年8月6日の広島原爆で父を亡くし、自身も入市被爆する。2014~19年、熊本県被団協会長。16~19年、日本被団協九州ブロック代表理事。著書に「『核なき世界』を願って」(花伝社)、「核兵器・宇宙戦争 岐路に立つ日本」(トライ出版)。

 10月11日、日本原水爆被害者団体協議会(被団協)のノーベル平和賞受賞が発表された。誠にめでたく、その意義は大きい。タイミングも最高である。  最近の世界情勢は各地で紛争や戦争が発生し、核兵器使用の危機にひんしている。1945年8月の広...

残り 1702字(全文 1822字)

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
熊本のニュース