被災地アチェ、アプリで景観記録 津波から20年の変遷見比べ

共同通信 2024年11月5日 19:31
 5日、インドネシア・バンダアチェでアプリを使いホテルの写真を撮るソフィーさん(左)(共同)
 5日、インドネシア・バンダアチェでアプリを使いホテルの写真を撮るソフィーさん(左)(共同)

 【バンダアチェ共同】京都大の西芳実准教授は「世界津波の日」の5日、スマトラ沖地震・大津波から12月で20年を迎えるインドネシア・スマトラ島バンダアチェ郊外で、住民が被災時の写真と同じ構図の風景を撮り、町の景観を記録するプロジェクトを発表した。

 日本の国立情報学研究所などが開発したアプリ「メモリーグラフ」を活用。半透明に表示される被災時の資料写真と重ねて撮影し、同じ場所の変遷を見比べることができる。

 アチェを長年研究している西氏が国立シャクアラ大やインドネシアの国立公文書館と協力して進めた。写真に添える体験談や新たな資料写真の応募も呼びかけている。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「国際」記事一覧