伝統の「串柿」作り最盛期 和歌山、かつらぎ町
和歌山県かつらぎ町の四郷地区で、正月用の縁起物である串柿作りが最盛期を迎えた。農家の軒先の干し場には、つるしたオレンジ色の柿が幾重にも連なり、山あいの里を染めている。12月20日ごろまでに大阪の市場へ出荷、主に関西方面で販売される。
同地区は生産量日本一とされる「串柿の里」。約400年前、豊臣秀吉が大坂城で正月の鏡餅に串柿を供えたのが起源と言われ、現在約50軒の農家が生産する。柿の皮を機械でむき、長さ約50センチの竹串に10個ずつ通した後、編み上げてつるす。
10個には「いつもにこにこ(2個2個)仲むつ(六つ)まじく」と家庭円満、長寿の思いが込められているという。
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