194キロ危険運転争う姿勢 大分50歳男性死亡事故で弁護側

共同通信 2024年11月5日 11:02
「大分の194キロ事故」状況図(イメージ)
「大分の194キロ事故」状況図(イメージ)

 大分市で2021年、時速約194キロで乗用車を運転し右折車と衝突、男性=当時(50)=を死亡させたとして、自動車運転処罰法違反(危険運転致死)罪に問われた男性被告(23)は5日、大分地裁の裁判員裁判初公判で起訴内容について「よく分かりません」と述べ、弁護側は「危険運転致死は成立しない」と主張した。22年12月に、同法違反(過失致死)罪から訴因変更されていた。判決は28日。

 起訴状によると、21年2月9日午後11時ごろ、時速60キロ制限の県道交差点に、対向から右折する車を妨害する目的で、制御困難な時速約194キロで進入。会社員小柳憲さんの車に衝突して死亡させたとしている。

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