衆院選の投票、熊本県内で進む

熊本日日新聞 2024年10月27日 14:44
衆院選の投票に訪れた有権者=27日午前、熊本市南区の力合小(小野宏明)
衆院選の投票に訪れた有権者=27日午前、熊本市南区の力合小(小野宏明)

 第50回衆院選は27日、投票日を迎え、熊本県内でも905カ所で投票が始まった。各投票所には大事な1票を投じようと、朝早くから有権者が訪れた。

 熊本1~4区は前職4、元職1、新人7の計12人が立候補。自民党派閥の裏金事件を受けた「政治とカネ」の問題に加え、物価高対応や地方創生なども争点に舌戦を繰り広げた。

 自民は4選挙区に前職が出馬。野党は立憲民主党、共産党、社民党が共闘して各選挙区の候補者を一本化。1区と4区に立民、2区に共産、3区に社民がそれぞれ新人を擁立した。4区には日本維新の会の元職が、1区、2区、3区には参政党の新人が絡み、全区で三つの政党が争う構図となった。自民が4議席を独占して県内での「1強」を維持するか、野党が一角を崩せるかが焦点だ。

 20議席を争う比例代表九州ブロックには公明党が県関係の前職1人を比例単独で擁立。立民も県関係の新人1人を単独で立てた。県内選挙区と重複立候補している候補者もいる。

 投票は午後8時まで(一部繰り上げ)。大勢が判明するのは選挙区が27日夜、比例は28日未明になる見通しだ。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
選挙熊本