全国のコメで復興支援の酒 福島で仕込み、能登応援も

共同通信 2024年10月19日 17:50
 47都道府県のコメを使った日本酒「絆舞」の仕込みをする信金役員(右と中央)ら=19日午後、福島県会津坂下町
 47都道府県のコメを使った日本酒「絆舞」の仕込みをする信金役員(右と中央)ら=19日午後、福島県会津坂下町
 福島県に書家三藤観映さんが揮毫したラベル文字の原本を贈呈するのと共栄信用金庫の鈴木正俊理事長(左)=19日午後、福島県会津坂下町
 福島県に書家三藤観映さんが揮毫したラベル文字の原本を贈呈するのと共栄信用金庫の鈴木正俊理事長(左)=19日午後、福島県会津坂下町

 東日本大震災の被災地支援をきっかけに、47都道府県のコメで造っている日本酒「絆舞」の仕込みが19日、全国253の信用金庫が協賛し、福島県会津坂下町の曙酒造で始まった。今年は能登半島地震の復興応援企画として北陸限定ラベル付きも販売する。売り上げの一部を東日本や北陸の被災自治体に寄付する。

 22信金の役員らがカラフルな法被姿で仕込み式に出席。蒸したコメを水やこうじが入ったタンクに運び、「おいしくなあれ」と声をかけながら棒でかき混ぜた。今年のラベルの「絆舞」の字は、能登半島地震で被災した石川県七尾市の書家三藤観映さんが揮毫。式典で原本が福島県に贈られた。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「暮らし・話題」記事一覧