熊本銀行、スマホ操作でATM出入金可能に 来年1月から セブン銀行とも連携
熊本銀行などふくおかフィナンシャルグループ(FG)傘下3行は、スマートフォンを使ってATMでの出入金ができるサービスを2025年1月から順次始める。連携する全国のセブン銀行と、ふくおかFG各行のATMが対象。顧客の利便性を高めるとともに、各行が提供する取引アプリの利用を促す狙い。
サービスを始めるのは熊本銀、福岡銀行、十八親和銀行。各行のスマホアプリの利用登録が必要で、手元に通帳やキャッシュカードがなくても、ATMに表示されるQRコードをスマホで読み取れば出入金できる。ATMでは、金額や暗証番号の入力といった従来通りの操作をする。
全国のセブン-イレブンなどに約2万7千台あるセブン銀のATMでは、25年1月からサービスを始める予定。熊本銀のATMでも25年4月の開始を目指す。
熊本銀は「キャッシュレスは急速に普及しているが、習い事の月謝や慶弔費など現金を使う場面は少なくない。アプリの利用頻度を高めることで、金融商品やサービスの案内にもつなげたい」としている。(田代智也)
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