「熊本屋台村」ネーミングライツ、熊本銀行が取得 年25万人の利用客にアピール
熊本銀行は、熊本市中央区城東町の飲食店街「熊本屋台村」のネーミングライツ(命名権)を取得する。熊本銀が施設の命名権を取得するのは初めて。年間25万人の利用客にアピールし、広告効果を狙う。
愛称は「熊本銀行 熊本屋台村」。契約期間は8月1日から1年間で、敷地内4カ所に社名やキャラクターが入ったのれんや幕が掲示される。命名権料は非公表で、インバウンド(訪日客)対応などの費用に使われる。
熊本屋台村は2022年6月にオープン。18の飲食店が軒を連ね、23年度は6億円の売り上げがあった。熊本銀と同じふくおかフィナンシャルグループ傘下の福岡銀行が屋台村の土地を所有している縁で、契約が実現した。
25日、熊本屋台村で愛称の発表があり、熊本銀の坂本俊宏頭取は「屋台村は観光スポットの一つになりつつある。自分たちもネーミングライツのような新しい試みに積極的に挑戦したい」と話した。(田代智也)
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