マカオ行政長官に前最高裁長官 初の中国本土出身者

共同通信 2024年10月13日 13:28
 記者会見後に手を振る岑浩輝氏=9月、マカオ(AP=共同)
 記者会見後に手を振る岑浩輝氏=9月、マカオ(AP=共同)

 【香港共同】マカオ政府トップを決める行政長官選挙が13日に行われ、マカオ終審法院(最高裁)前長官の岑浩輝氏(62)が当選した。岑氏は中国本土出身の親中派で、行政長官に本土出身者が就くのは初。各界代表で構成する「選挙委員会」(定数400)による選挙は、岑氏が唯一の候補者だったため事実上の信任投票となり、当選に必要な過半数を大幅に上回る394票を獲得した。

 マカオでは中国政府に批判的な民主派などの存在感は薄く、目立った抗議活動は近年起きていない。岑氏は主要産業であるカジノの秩序だった発展を掲げる一方で、それ以外への投資を増やしてカジノに過度に依存した経済からの脱却を目指す考えだ。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「国際」記事一覧