奈良で「鹿の角きり」攻防に沸く 伝統行事、事故に注意喚起も
奈良の伝統行事「鹿の角きり」が12日、奈良公園(奈良市)で始まった。角切りは江戸時代初期、シカの管理をしていた興福寺が町奉行の要請を受けて始めたと伝わる。暴れるシカを押さえ、角を切り落とし観客に掲げると歓声が上がった。14日まで。
角切りは発情期を迎えた雄による人間への危害や、シカ同士の死傷を防ぐ目的。奈良の鹿愛護会のホームページによると、今年は特に角によるけがが増えており、愛護会らは「厳重注意」を出して注意喚起している。
この日は法被姿の勢子が公園内の角切り場に大きな角を持つシカを追い込んだ。縄をかけてゴザの上に寝かせると、神職役が手際よくのこぎりで根元から切断した。
RECOMMEND
あなたにおすすめPICK UP
注目コンテンツNEWS LIST
全国のニュース 「暮らし・話題」記事一覧-
金剛山で初冠雪 昨年より17日遅く
共同通信 -
福岡市動物園、ゾウを一般公開 ミャンマーから来日した3頭
共同通信 -
紅葉見頃の皇居・乾通り一般公開 12月8日まで
共同通信 -
ディズニークルーズで協定 東京都整備の港が拠点に
共同通信 -
公認サンタ、北欧から成田に到着 大都市巡ってクリスマス盛り上げ
共同通信 -
万博、ギリシャが撤退表明 8例目、ウクライナは参加
共同通信 -
富士山撮影スポットの柵新設へ 山梨、車道横断対策でコンビニ側
共同通信 -
福岡市地下鉄、新車両が運行開始 青い「食パン」顔、防犯カメラも
共同通信 -
田中正造のカレンダー復活販売 「政治への監督怠るな」
共同通信 -
東北から北陸へ冬の旅 直通新幹線、5年ぶり運行
共同通信