古墳時代の甲冑ずらり 最大規模、奈良の博物館

共同通信 2024年10月12日 06:42
 研究に基づき復元された、古墳時代の漆塗りの甲冑=4日、奈良県立橿原考古学研究所付属博物館
 研究に基づき復元された、古墳時代の漆塗りの甲冑=4日、奈良県立橿原考古学研究所付属博物館

 古墳時代の人々はどのように甲冑を作り、身にまとっていたのか―。そんな古代の謎に迫る意欲的な特別展が奈良県立橿原考古学研究所付属博物館(同県橿原市)で始まった。関東から九州まで8府県の50を超える遺跡・古墳の遺物など約300点をそろえた。国宝や重要文化財も含み、古墳時代の甲冑に焦点を当てた展覧会では過去最大の規模だ。12月1日まで。

 タイトルは「甲冑―古墳時代の武威と技術―」。担当はこの分野の研究を長く続けてきた吉村和昭学芸課長が手がけた。甲冑は当時、戦闘の道具であると同時に古墳にも数多くが副葬された。所持する人や、古墳に眠る人物の社会的な階層を示す威信財としての側面もあったという。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「暮らし・話題」記事一覧