商工中金の株、初回落札は1割 財務省、再入札を検討

共同通信 2024年10月11日 18:37

 財務省は11日、商工中金の民営化に伴う政府保有株式の売却について、初回落札が1億3556万株だったと発表した。予定する売却株式数のうち約13%にとどまった。2025年6月が売却期限で、速やかに再入札などの対応を検討する。

 売却先が中小企業や関連組合などに限定されていることや売却株式が多いためとみられる。財務省は今回の落札額や落札者数を明らかにしていない。

 商工中金は小泉政権時に行政改革の一環として段階的な完全民営化が決定。政府は保有する約46・5%の商工中金株について、今年7月に一般競争入札を開始した。証券会社による売買価格から、売却総額は1700億円を超えるとみられている。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「経済」記事一覧