介護事業倒産、上半期最多95件 24年度、経費増や人手不足

共同通信 2024年10月7日 17:28

 東京商工リサーチは7日、4~9月の介護事業者の倒産(負債額1千万円以上)が95件だったと発表した。介護保険制度が始まった2000年度以降、上半期として最多を更新した。23年度上半期と比べ66・6%増。燃料費などの高騰による経費増や人手不足が影響した。これまでの最多は22年度上半期の73件だった。通年の倒産件数も過去最多を超えるとみられる。

 業種別に見ると、ホームヘルパーが高齢者宅を訪れる「訪問介護」が46件で最多。訪問介護事業所が受け取る基本報酬が24年度から減額されたことで「事業継続を諦めたケースがあった可能性がある」とした。

 都道府県別で最多は大阪の12件。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「経済」記事一覧