大関琴桜、原点の柏市で決意 幼少期に鍛錬、豊昇龍も
大相撲の秋巡業は3日、千葉県柏市で行われ、幼少期に柏相撲少年団に所属の大関琴桜が決意を新たにした。会場の体育館に隣接する相撲場で鍛錬を重ねただけに「久しぶりに道場も行って懐かしかった。思い入れはある。自分の原点の一つ」と感慨に浸った。
大関として初めて巡業に訪れ、少年団の後輩たちにも稽古をつけた。朝稽古ではぶつかり稽古で精力的に胸を出した。
モンゴルから千葉・日体大柏高に留学した大関豊昇龍は、申し合いで11番取った。少年団の子どもたちとは頻繁に交流しており「日本の故郷だと思う場所。未来のお相撲さんになる子たちを支えたい」と率直に語った。