笹子事故の伝承施設を報道公開 中日本高速が「安全啓発館」
中日本高速道路(名古屋市)は30日、中央自動車道笹子トンネル(山梨県)の天井板崩落事故の風化を防ぐための社員研修施設「安全啓発館」を報道公開した。事故では9人が死亡し、3人が重軽傷を負った。同社では、事故後に入社した社員が全体の4割に上り、研修担当者は「当時のことを伝えなければならない」としている。
館内には、実際に崩落した天井板の実物や遺品などが展示。死亡したうちの5人が乗っていたワゴン車は、大きくひしゃげ、黒く焼け焦げて骨組みだけが残っていた。担当者は「安全への取り組みは何よりも優先だと、車を見るたびに決意が新たになる」と話した。
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