最終戦は大谷１安打、打率届かず　鈴木１安打、前田は７敗目

　【デンバー共同】米大リーグは２９日、ナ・リーグの１カードを除いたレギュラーシーズン最終戦が各地で行われ、ドジャースの大谷は５４本塁打、１３０打点で２位に大差をつけて終え、２冠をほぼ確実にした。デンバーでのロッキーズ戦に「１番・指名打者」で出場し、４打数１安打、１盗塁だった。打率は３割１分で１位に及ばず、５９盗塁。チームは２―１で勝ち９８勝６４敗でメジャー最高勝率だった。

　カブスの鈴木はレッズ戦に「３番・指名打者」で出場し、４打数１安打だった。チームは延長十回、０―３で負けた。タイガースの前田はホワイトソックス戦に先発し、４回２／３を５失点で７敗目（３勝）を喫した。試合は５―９。

　パドレスの松井は２―１１で敗れたダイヤモンドバックス戦で１／３回を投げ無失点だった。レッドソックスの吉田は３―１で勝ったレイズ戦を欠場した。３０日はブレーブス―メッツが行われ、全タイトルが確定する。