連覇逃した阪神、重苦しい雰囲気 140戦目で力尽きる

共同通信 2024年9月28日 22:29
 9回、ベンチから試合を見守る阪神・岡田監督=神宮
 9回、ベンチから試合を見守る阪神・岡田監督=神宮

 リーグ連覇への挑戦が終わった。一時は巨人に1ゲーム差に迫った阪神は、前夜の広島でのサヨナラ負けに続き、ヤクルトに完敗。岡田監督は「(誤算は)前半で打てんかったことやろ。そらいっぱいあるよ。エラーにしても」と淡々とシーズンを振り返った。

 先発ビーズリーが二回に4失点。打線は2点を返すのが精いっぱい。五回以降は走者を出せず、140試合目で力尽きた。

 思うに任せないシーズンだった。打線の調子はなかなか上がらず、判断ミスなどで落とす試合も目立った。指揮官がベンチで口にする苦言は選手の耳に届いた。最終盤に見せ場はつくったが、快進撃のままに優勝を決めた昨年の同時期とは異なる、重苦しい雰囲気だった。

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