郵便料金や火災保険料が値上げ 児童手当の所得制限は撤廃

共同通信 2024年9月28日 17:04
 10月から暮らしこう変わる
 10月から暮らしこう変わる

 暮らしに直結する価格改定や制度変更が10月に実施される。郵便料金は約3割、住宅向けの火災保険料は約1割引き上げられ、食品・飲料の値上げも相次ぐ。一方、児童手当は所得制限の撤廃などで拡充され、最低賃金の引き上げも始まるので、家計に吹き付ける冷たい秋風が少しは和らぐかもしれない。

 郵便料金改定は消費税増税時を除き1994年以来30年ぶり。はがきは63円から85円になり、25グラムまで84円、50グラムまで94円と分かれていた手紙(定形郵便物)は110円に一本化される。

 水災や風災を含む損害を幅広く補償する火災保険。料金の値上げは、災害多発で契約者に支払う保険金が増え、損害保険会社の重荷になっていることが背景にある。水害対応の保険料は全国一律だったが、10月からは多発の恐れがある地域ほど保険料が高くなる。

 児童手当は所得制限がなくなるだけでなく、支給対象が中学生までから高校生年代までに広がる。支給額は3歳未満が月1万5千円、3歳から高校生年代は月1万円。いずれも第3子以降は月3万円に増える。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「経済」記事一覧