水俣病患者に認定求め提訴 熊本の59歳男性
水俣病の症状があるのに公害健康被害補償法に基づく患者認定申請を熊本県に棄却されたとして、同県の水俣市出身で宇城市に住む大戸迫智さん(59)が18日、県の処分取り消しと患者認定の義務付けを求め熊本地裁に提訴した。取材に「薬を飲んでも全然治らない。水俣病だと認めてほしい」と訴えた。
訴状などによると、母親は妊娠中に原因物質メチル水銀に汚染された魚介類を多く食べた。大戸迫さんは手足の震えや変形、運動障害などの症状があり、母親の胎盤を経由するなどしてメチル水銀を摂取したのが原因だとしている。
現在は3度目の申請をしているという。
RECOMMEND
あなたにおすすめPICK UP
注目コンテンツNEWS LIST
全国のニュース 「社会」記事一覧-
アパート関係者に恨みか 北九州6人死亡火災
共同通信 -
再審無罪「神々しく聞こえた」 信じ続けた姉、涙止まらず
共同通信 -
強制執行逃れで会社設立か 羽賀容疑者、登記移転先に
共同通信 -
袴田巌さん、再審無罪 静岡地裁「証拠に三つの捏造」
共同通信 -
台風16号が消滅 日本の南で熱帯低気圧に
共同通信 -
山本美月さんら撮影中けが ネットドラマ、照明落下
共同通信 -
パワハラでエフエム東京社長が辞任へ
共同通信 -
保育所おやつで後遺症、賠償命令 ホットドッグを喉に詰まらせる
共同通信 -
逗子4人無差別傷害の米兵有罪 横浜地裁横須賀支部
共同通信 -
能登の二重被災対応「柔軟に」 豪雨支援で松村防災相、復旧続く
共同通信