自民9候補、心情や信念を揮毫 「決着」「仁」「〇」

共同通信 2024年9月14日 21:53
 自民党総裁選9候補の揮毫(きごう)。(右から左へ、上から下へ)高市経済安保相、小林前経済安保相、林官房長官、小泉元環境相、上川外相、加藤元官房長官、河野デジタル相、石破元幹事長、茂木幹事長=14日午後、東京・内幸町の日本記者クラブ
 自民党総裁選9候補の揮毫(きごう)。(右から左へ、上から下へ)高市経済安保相、小林前経済安保相、林官房長官、小泉元環境相、上川外相、加藤元官房長官、河野デジタル相、石破元幹事長、茂木幹事長=14日午後、東京・内幸町の日本記者クラブ

 14日の自民党総裁選討論会で、9候補が選挙戦に臨む自身の心情や信念を揮毫した。小泉進次郎元環境相は立候補表明以降何度も強調している「決着」を書いた。林芳正官房長官は出馬表明の記者会見で掲げた「仁」をつづった。河野太郎デジタル相は記号の「〇」と記した。

 高市早苗経済安全保障担当相は前回出馬した2021年の総裁選と同じく、気高さと力強さを訴える「崇高雄渾」。小林鷹之前経済安保相は「志がしっかりしていれば、いつかは実現できる」という意味の「有志竟成」を書で表した。

 このほか上川陽子外相は「鵬程万里」、加藤勝信元官房長官は「一点素心」、石破茂元幹事長は「着々寸進洋々万里」、茂木敏充幹事長は「自我作古」とそれぞれ書き込んだ。

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