センバツ出場へ49チーム激突 九州地区高校野球熊本大会、組み合わせ決定 14日開幕、熊本工、国府など軸か

熊本日日新聞 2024年9月5日 19:18
センバツ出場へ49チーム激突 九州地区高校野球熊本大会、組み合わせ決定 14日開幕、熊本工、国府など軸か

 第155回九州地区高校野球熊本大会(14日開幕)の組み合わせ抽選会が5日、熊本県立総合体育館であった。夏の甲子園に出場した熊本工、熊本市大会優勝の国府、準優勝の東海大星翔を軸に、1、2年生が充実する九州学院、好投手を擁するルーテルなどが来春の全国選抜大会を目指して熱戦を繰り広げそうだ。

 熊本大会は昨秋より1チーム少ない49チーム(59校)が参加。鹿本商工・鹿本など計14校が四つの連合チームで出場。八代清流は秀岳館の選手4人が加わる。牛深は部員がいないため出場しない。シードを設けず、城北、熊本市、城南の3地区大会の上位2チームを分散させる予備抽選を経て、本抽選を実施した。

 熊本工は1回戦で玉名工と対戦。昨秋の県大会と九州大会を制した国府は2回戦から登場し、大津-岱志の勝者と対戦する。東海大星翔は、文徳や千原台などがひしめく激戦区に入った。

 8月の城北大会1位の有明は1回戦で第一と対戦。城南大会優勝の秀岳館は1回戦で専大熊本と激突する。

 1~3回戦はリブワーク藤崎台球場と県営八代野球場で開催。決勝は10月6日にリブワーク藤崎台球場で行う。上位2チームが選抜大会の選考資料となる九州大会に出場する。九州大会は10月26日から7日間、大分市の別大興産スタジアムなどで行われる。(水田智)

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