岡山のPFAS、活性炭から溶出 有識者委、吉備中央町の浄水場

共同通信 2024年9月5日 12:55
 岡山県吉備中央町で開かれた有識者委員会=5日午前
 岡山県吉備中央町で開かれた有識者委員会=5日午前

 発がん性が指摘される有機フッ素化合物(PFAS)について、岡山県吉備中央町の一部浄水場の水から国の暫定目標値を大幅に上回る濃度が検出された問題を巡り、町は5日、原因究明のための有識者委員会を開いた。汚染原因は、取水源上流にあった「使用済み活性炭」からの溶出で、表層土壌から地下水へ混入したと考えることが妥当との見解をまとめた。

 有識者委は8月、汚染との関連が疑われる地元企業の「使用済み活性炭」について、ボーリング調査で保管場所の地下から高濃度のPFASを確認したと報告。汚染源が活性炭とみて矛盾ないという見方を示していた。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「社会」記事一覧