「皇室献上」詐欺、有罪判決 福島地裁、農業コンサルに

共同通信 2024年9月5日 11:22
 福島地裁
 福島地裁

 宮内庁関係者や東大大学院客員教授を名乗り、皇室への献上名目で福島、茨城両県の農家から作物をだまし取ったとして詐欺、偽造有印公文書行使などの罪に問われた東京都練馬区、農業園芸コンサルタント加藤正夫被告(76)に、福島地裁(島田環裁判長)は5日、懲役3年、執行猶予5年(求刑懲役3年)の判決を言い渡した。

 弁護側は「被告は宮内庁から依頼され、献上品を推薦する権限を持っていた」と否認していた。

 起訴状によると、被告は2022~23年、献上品を選定する権限がないのに、「宮内」の印を押した宮内庁大膳課名義の偽の「献上依頼書」を農家らに渡し、福島市のモモ4箱などを詐取するなどしたとされる。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「社会」記事一覧