台風10号、東海道沖で停滞 大雨に警戒、交通なお乱れ

共同通信 2024年9月1日 11:10
 大雨による杭瀬川の氾濫で冠水した岐阜県大垣市内=31日午後2時30分
 大雨による杭瀬川の氾濫で冠水した岐阜県大垣市内=31日午後2時30分

 台風10号は1日、紀伊半島沖から東海道沖へ進んでほとんど停滞した。今後、熱帯低気圧に変わる見通しだ。大気の状態が非常に不安定になり、東日本の太平洋側を中心に激しい雨が降っている所があるとして、気象庁は土砂災害や浸水、河川の増水・氾濫に警戒を呼びかけている。

 交通機関は1日も乱れが続いた。東海道新幹線は三島―名古屋間が終日運休。東京―三島間は始発から運行を見合わせた後、午前中に再開。名古屋―新大阪間とともに本数を減らした。JR東海は、2日は始発から全線で通常運行する予定だと発表した。

 気象庁によると、東日本の太平洋側では、台風本体の雨雲や、太平洋高気圧の縁を回る暖かく湿った空気の流れ込みにより、雷を伴った激しい雨の降っている所がある。

 台風10号は1日午前9時現在、東海道沖でほとんど停滞した。中心気圧は千ヘクトパスカルで、最大風速18メートル、最大瞬間風速25メートル。中心の東側220キロ以内と西側165キロ以内が15メートル以上の強風域。

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