漁業者数全国で2割減、12万人 過去最少、高齢化や後継者不足
農林水産省が30日発表した2023年の漁業センサス(統計調査)によると、全国の漁業就業者数は12万1230人となり、比較可能な1963年以降で過去最少を更新した。前回18年のセンサスから20・1%減。人数にして3万471人減った。国内漁業は家族経営が多く、高齢化や後継者不足を背景に一貫して減少が続いている。
年齢別では、65歳以上が4万7514人と全体の39・2%を占めた。新規の就業者数は2020人で前回の1862人から増加したものの、減少をカバーできなかった。
海で漁業を営む経営体数は17・0%減の6万5652で過去最少だった。このうち個人経営体は17・6%減の6万1386。
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