青森の百貨店「中三」破産 負債総額9億円

共同通信 2024年8月29日 18:24

 青森県弘前市の百貨店「中三」は29日、青森地裁弘前支部に破産を申し立て、破産手続きの開始決定を受けたと発表した。負債総額は約9億円。

 1896年創業。東北を中心に店舗を展開して1998年には約415億円を売り上げたが、郊外型ショッピングセンターとの競争激化で経営が悪化。岩手県の盛岡店などを閉店し、青森県内に絞って営業した。

 2015年には投資ファンドをスポンサーに再建を図ったものの、新型コロナウイルスなどの影響で業績は低迷。23年8月期の売り上げは約17億円まで落ち込んだ。

 唯一残っていた弘前店も営業をやめており、同社は再開発事業者を探している。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「経済」記事一覧