接近前に備えや避難判断が必要 台風10号、速度遅く長引く恐れ

共同通信 2024年8月28日 16:07

 台風10号は九州に接近後、日本列島の広い範囲に影響する可能性がある。速度が遅く暴風や大雨が長引く恐れがあり、近づく前からの備えや早期の避難判断が必要だ。対策をまとめた。

 台風は離れていても風や雨が強くなる場合がある。接近前に屋外の植木鉢などを家の中に片付け、雨戸を閉めたり、窓ガラスに飛散防止フィルムを貼ったりし、飛来物対策をした方がいい。懐中電灯など非常用の道具や食べ物、飲み物も準備。断水や停電に備えて浴槽に水をため、スマートフォンも充電しておく。浸水の恐れがある場合は、電化製品や家財道具を2階など高い所へ移す。

 風雨が強まってからだと避難が難しく、特別警報が発表された時には既に災害が発生している恐れがある。気象庁や自治体などの情報をこまめに確認し、避難は早めに判断することが必要だ。

 自治体が公表するハザードマップや、避難場所への経路を事前に確認しておいてほしい。実際に避難する時は両手が使えるようにし、持病の薬も忘れないようにすることも大切だ。

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