走塁ルール改正も偉業に追い風 けん制の制限にベース拡大

共同通信 2024年8月24日 15:33
 米大リーグ、レイズ戦の4回、今季40盗塁目となる二盗を決めるドジャース・大谷翔平=23日、ロサンゼルス(共同)
 米大リーグ、レイズ戦の4回、今季40盗塁目となる二盗を決めるドジャース・大谷翔平=23日、ロサンゼルス(共同)

 昨季から走塁に関連するルールが改正されたことも、ドジャースの大谷の偉業達成に追い風となった。投手のけん制数が制限され、走者はスタートを切りやすくなった。さらに、ベースの1辺は約7・6センチ拡大。走塁の距離が短くなり、スライディングでは内野手のタッチをよけやすい利点が生まれた。

 データを重んじる近年の野球では「盗塁はリスクが高い戦術」とされ減少傾向にあったが、ルール変更に伴い、大リーグ全体でも2023年から大幅に増加した。22年の2486から、3503に急増。今季も既にリーグの盗塁数は2800を超えて、3千を上回るのは確実だ。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「スポーツ」記事一覧