山陽新幹線、全18駅にホーム柵 JR西、2040年までに設置

共同通信 2024年8月21日 15:55

 JR西日本は21日、同社が管轄する山陽新幹線新神戸―博多間全18駅の全てのホームに可動式ホーム柵を設置すると発表した。「のぞみ」が停車する岡山、広島、博多などの各駅から優先的に着手し、2040年までに完了させる予定。

 山陽新幹線では20年4月以降、線路に乗客が転落する事案が少なくとも4件発生。故意に線路内に侵入する事案も発生しており、JR西はこれらへの対策に一定の効果があるとみて整備を決めた。整備費は数百億円に上る見込みだという。

 JR西の長谷川一明社長は21日の記者会見で「山陽新幹線は運行距離が長く一つの事故の影響が非常に大きいため、(数百億円の)投資に見合う」と話した。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「社会」記事一覧