合志市の人口、6万5千人突破 7月生まれの赤ちゃんに認定証 TSMC進出も寄与

熊本日日新聞 2024年8月20日 19:07
6万5千人目の合志市民となった男児(左から3人目)とその家族。左端は荒木義行市長=20日、合志市
6万5千人目の合志市民となった男児(左から3人目)とその家族。左端は荒木義行市長=20日、合志市

 合志市の人口が7月半ばに6万5千人を突破し、荒木義行市長が20日、節目の市民となった生後1カ月の男児に認定証を贈った。

 合志市は2006年2月、旧合志町と旧西合志町が合併して誕生。同年2月末時点の人口は5万2516人だった。隣接する熊本市への通勤や通学の利便性が高く、宅地開発が進んだため、子育て世代を中心に転入者が増えた。台湾積体電路製造(TSMC)が隣の菊陽町に進出したことも人口増加に寄与した。

 男児は、市役所であった認定証授与式に、父親(40)、母親(31)、兄(5)と一緒に出席。荒木市長が父親に認定証を手渡した。

 男児の一家は1年ほど前に同市須屋に転入したという。父親は「6万5千人目と聞いてびっくりした。合志市は住みやすく、子どもの医療費が無料でありがたい」と喜んでいた。

 熊本県内では、熊本市、八代市、天草市に続いて4番目の人口の多さ。合志市は今後も人口増加は続き、2029年に7万人を超えると推計している。(豊田宏美)

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
熊本のニュース