夏の風物詩だった散水車【写真で振り返る市電100年③】

熊本日日新聞 2024年8月20日 19:00
1964年ごろ、熊本城近くを走る散水車。当初は市役所近くで坪井川の水をくみ上げていたが、市立体育館前の専用井戸の水を使うよう変更されたという=熊本市

 かつては軌道内舗装が進んでおらず、車両が止まると土ぼこりが車内に入ってきたという。散水車は、その土ぼこりを防いでいた。  開業後の1926年ごろから走り始め、写真(64年撮影)の車両は2両あった2代目の一つ。車重は5・8トンで、自らの重...

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