特養ホームで92人食中毒 神奈川、60~100歳代

共同通信 2024年8月16日 22:46

 神奈川県は16日、特別養護老人ホーム「カメリア桜ケ丘」(同県平塚市)で、60~100歳代の入所者の男女92人が下痢などの症状を訴え、患者からウエルシュ菌を検出したと発表した。ホーム内で作られた給食を原因とする食中毒と断定。80代女性が救急搬送され入院したが、いずれも快方に向かっている。

 県は、給食業務を受託している「ハーベスト」(横浜市)が運営する調理施設を営業禁止処分にした。11日にカボチャのそぼろ煮やみそ汁などが朝食として提供され、その後、症状を訴え始めたという。

 12日に平塚市消防本部から県平塚保健福祉事務所に連絡があり発覚した。

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