米俳優ペリー氏死亡で医師ら訴追 麻酔薬ケタミン過剰摂取に関与

共同通信 2024年8月16日 08:40
 マシュー・ペリーさん(ゲッティ=共同)
 マシュー・ペリーさん(ゲッティ=共同)

 【ロサンゼルス共同】米ロサンゼルスの連邦地検は15日、米人気テレビドラマ「フレンズ」の主要登場人物、チャンドラーを演じた俳優マシュー・ペリーさん=当時(54)=の死亡に関与したとして医師ら5人を訴追したと発表した。死因の麻酔薬ケタミン過剰摂取に関わったと判断した。

 連邦地検によると、訴追されたのは医師2人やペリーさんの秘書、「ケタミンの女王」の異名を持つ麻薬密売人の女ら。秘書が医師や女らからケタミンを購入し、昨年10月28日にペリーさんに複数回投与したとしている。ペリーさんは同日、ロサンゼルスの自宅の浴槽で死亡しているのが見つかった。捜査当局は15日、5人のうち医師1人と女を逮捕した。

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