DHLサプライチェーン(東京)、大津町に物流拠点開設 TSMC進出で配送サービス強化

熊本日日新聞 2024年8月15日 19:00
DHLサプライチェーンが開設した半導体関連の物流拠点「熊本ロジスティクスセンター」=大津町(同社提供)
DHLサプライチェーンが開設した半導体関連の物流拠点「熊本ロジスティクスセンター」=大津町(同社提供)

 国際物流大手DHLグループのDHLサプライチェーン(東京)は、大津町室に半導体関連の物流拠点「熊本ロジスティクスセンター」を開設した。台湾積体電路製造(TSMC)の菊陽町進出を受け、半導体関連製品を扱う顧客向けに在庫管理や配送サービスを強化する。

 熊本ロジスティクスセンターは敷地面積8600平方メートル。鉄筋造2階建て(延べ床面積7100平方メートル)で、保管する半導体関連製品の品質を維持するため、温度と湿度を管理する空調を備えている。投資額は非公表。

 DHLサプライチェーンは東京や佐賀など7都県に半導体の物流拠点を構えており、熊本は8カ所目。大津町に進出した理由について、TSMC熊本工場から近い立地の優位性を挙げ「物流コストの適正化や迅速な市場対応を実現し、顧客の競争力強化に寄与したい」とした。(立石真一)

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