25年度予算要求、過去最大へ 115兆円超、国債費膨張

共同通信 2024年8月15日 17:19
 財務省=東京・霞が関
 財務省=東京・霞が関

 国の2025年度一般会計の予算編成で、各省庁が財務省に提出する概算要求の総額が115兆円を超え、過去最大となる見通しであることが15日、分かった。借金に当たる国債の返済とその利払い費を合わせた国債費が最大を更新するほか、防衛力強化に伴う防衛費の膨張や、高齢化による社会保障費の増額が主な要因だ。

 国債の利払い費を計算する際に使う想定金利は、24年度当初予算の1・9%からの引き上げを検討。足元の長期金利の動向を踏まえ、2・1%を軸に調整している。

 財務省は8月末に要求を締め切り、12月下旬に政府として当初予算案をまとめる。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「経済」記事一覧