岸田文雄首相は１４日の記者会見で、自民党の新総裁に求められる要件について「大切なのは国民の共感を得られる政治を実現することだ。それができる総裁かどうか、私自身も１票をしっかり見定めて投じたい」と述べた。誰が適任かは明言せず、派閥裏金事件を受けた政治の信頼回復への取り組みを重視する考えを示した。
後継総裁に関し「不出馬を表明した人間が申し上げることは控えるべきだ。政治とカネの問題や政治の信頼回復へ、改革マインドが後戻りしない方であってほしい」と強調した。総裁選で真剣勝負の論戦を戦わせて、と指摘。「新総裁の下で一致団結、政策力、実行力に基づく真のドリームチームを」と語った。
「すべての道は熊本に通じる」とは、蒲島郁夫前知事が熊本県内の道路整備に向けた意気込みを語る際に使ってきたフレーズ。地域高規格道路などの骨格的な道路や鉄道網は、地域・産業の活性化はもちろん大規模災害時の重要性も注目されています。連載企画「移動の足を考える」では、熊本県内の〝足〟の現在の姿を紹介し、未来の形を考えます。
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※次回は「どうなる年金」後編。８月16日（金）に更新予定です。
