高速船の浸水隠して3カ月運航 JR九州、子会社社長を更迭

共同通信 2024年8月13日 18:35
 高速船「クイーンビートル」
 高速船「クイーンビートル」

 JR九州は13日、博多港(福岡市)―韓国・釜山間を結ぶ高速船「クイーンビートル」を巡り、船体の亀裂による浸水を把握しながら3カ月以上運航を続けていた子会社の社長が交代したと発表した。事実上の更迭とみられる。

 JR九州によると、子会社のJR九州高速船は、浸水を2月に確認していたが、5月まで国土交通省に報告せずに運航。船体の浸水データを改ざんしたり、浸水を検知するセンサーの位置をずらしたりしていた。JR九州は「安全風土の改革を行うため、社長交代を決めた」と説明している。

 交代したのは田中渉社長。後任には子会社JR九州エンジニアリングの経営企画部長だった大羽健司氏を13日付で充てた。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「経済」記事一覧