AIが火災、建物倒壊検知 東京都、高所カメラ画像で
![被害情報収集システムの画面イメージ(日立製作所提供)](/sites/default/files/images/newspack/2024-08PN2024081301000089.-.-.CI0003.jpg)
東京都は南海トラフ巨大地震や首都直下地震などの発生時、都庁舎(新宿区)や臨海部のレインボーブリッジ(港区)など高所に設置したカメラの画像を人工知能(AI)がリアルタイムで解析し、火災や建物倒壊を自動検知するシステムを運用している。警察や消防、自衛隊といった関係機関にも情報を提供し、初動対応の迅速化を図るのが狙い。
都やシステムを開発した日立製作所によると、高感度・高解像度のカメラ2台を都庁舎に、それぞれ1台をレインボーブリッジとスカイタワー西東京(西東京市)に設け、3月にシステムの本格運用を始めた。