ロス五輪、交通やスポンサー課題 選手村は「問題ない」

共同通信 2024年8月12日 18:03
 9日、パリで記者会見する米ロサンゼルスのバス市長(右)ら(ロイター=共同)
 9日、パリで記者会見する米ロサンゼルスのバス市長(右)ら(ロイター=共同)

 【ロサンゼルス共同】4年後に次回夏季五輪を開く米ロサンゼルスは、パリほど公共交通機関が発達しておらず、観客らのスムーズな移動の実現が課題となる。スポンサー企業の集まりもまだ不十分だと指摘される。一方、パリ五輪で批判も出た選手村の運営について関係者は「問題ない」と自信を見せている。

 米メディアはパリ大会について、公共交通機関で各競技会場に着くことができ「アクセスの良さが称賛された」と伝えた。交通渋滞の多さで知られるロサンゼルス。バス市長は大会期間中の渋滞緩和のため、全米からバス3千台を借り上げて公共交通機関だけが競技場にアクセスできるようにし、企業にはリモートワークを促す考えだ。

 地元紙によると7月時点で、企業からの供出を想定する大会予算のうち約1400億円が不足している。

 パリでは選手村に当初エアコンがなく不満が広がり、食事の味や量に批判も出た。関係者は、選手村を置くカリフォルニア大ロサンゼルス校では数千人の学生が寮生活を送っていると指摘。食事提供など万全の態勢で迎えられると強調した。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「スポーツ」記事一覧