原発増設「準備は万全」 ウクライナ西部で国営企業

共同通信 2024年8月11日 17:42
 取材に応じるエネルゴアトムのコティン総裁(左)とウクライナのハルシチェンコ・エネルギー相=7日、ウクライナ・フメリニツキー州(共同)
 取材に応じるエネルゴアトムのコティン総裁(左)とウクライナのハルシチェンコ・エネルギー相=7日、ウクライナ・フメリニツキー州(共同)

 【キーウ共同】ウクライナ国営原子力企業エネルゴアトムは11日までに、4基の増設計画がある西部フメリニツキー州のフメリニツキー原発を共同通信などに公開した。このうち3号機は約80%が完成しているとされ、3年以内の稼働を見込む。同社のコティン総裁は、中断している3号機の工事に「いつでも取りかかれる状態にある。準備は万全だ」と語った。

 3号機が公開された7日には作業員らが老朽化した外壁の交換作業などを進めていた。ブルガリアからロシア製の原子炉を購入する予定で、詰めの交渉を進めている。

 ウクライナはロシア軍によるエネルギー施設への攻撃を受け深刻な電力不足に陥っている。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「国際」記事一覧