駐日米大使、11月に離任意向 民主勝利なら政権移行関与
【ワシントン共同】米国のエマニュエル駐日大使が11月下旬に離任する意向を周囲に伝えていることが9日、分かった。米国の感謝祭(11月28日)前後に日本を離れることを検討している。11月5日の大統領選で民主党候補のハリス副大統領が勝利した場合は、政権移行に関与したい考えだ。米政府関係者が明らかにした。
共和党大統領候補のトランプ前大統領が勝利すれば、駐日大使の交代は確実。複数の関係者によると、エマニュエル氏は次期大使が決まるまで務めるのではなく、次の政界ポスト探しを進めたい考えという。
ニュースサイト、アクシオスは、ハリス氏が当選すれば、国家安全保障問題担当の大統領補佐官に起用されるとの観測があると報じている。
エマニュエル氏は中国に対する厳しい姿勢で知られ、バイデン大統領との関係の近さも武器に日米関係の発展に力を発揮した。長崎市が今月9日に主催した「原爆の日」の平和祈念式典にイスラエルを招待しなかったことを理由に欠席し、物議を醸した。
RECOMMEND
あなたにおすすめPICK UP
注目コンテンツNEWS LIST
全国のニュース 「国際」記事一覧-
中越、南シナ海の対立回避 首脳会談、伝統的友好を確認
共同通信 -
越境攻撃後も和平提案は「有効」 プーチン氏の交渉開始条件
共同通信 -
イタリア南部で船沈没、1人死亡 6人行方不明、日本人なし
共同通信 -
ロシア西部州で橋の攻撃続く 作戦想定通りとウクライナ
共同通信 -
英国巡航ミサイル、使用許可焦点 越境攻撃の戦線安定、米が二の足
共同通信 -
打倒トランプ氏へ、団結訴え 民主党大会、現地19日開幕
共同通信 -
中越首脳、南シナ海で対立回避の意向
共同通信 -
「停戦実現へ最後のチャンス」 米国務長官、交渉カイロで再開
共同通信 -
ガザ停戦へ「最後のチャンス」と米長官
共同通信 -
ハリス氏、重要州をバスツアー 票掘り起こし狙う
共同通信