高齢化…記憶の継承に危機感 苓北町の時田さん「語れる者がいない」【天草の被爆者㊥】
![核兵器廃絶祈念碑に花を手向ける時田政則さん。側面に氏名が記された被爆者のために3日に1回参っている=7月、苓北町](/sites/default/files/styles/crop_default/public/2024-08/IP240802TAN000028000_02.jpg?itok=eYxe0V1y)
7月末の早朝、苓北町志岐に立つ核兵器廃絶祈念碑は、せみ時雨に包まれていた。近くの時田政則さん(81)が花を手向け、コップの水を替える。汗を拭った後、「多くの人が喉が渇いたまま死んでいった。だから、水だけは欠かせんのです」と手を合わせた。 ...
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