日米地位協定の改定と謝罪訴え 米兵による性犯罪被害の豪女性

共同通信 2024年8月9日 17:24

 米兵から性犯罪を受けた被害者で、東京都在住のオーストラリア人キャサリン・フィッシャーさんが9日、沖縄県庁で記者会見を開き、県内で相次いで発覚した米兵の性的暴行事件に対して「米軍は被害者にきちんと謝罪するべきだ」と訴えた。事件を根絶するためには、米軍に特権的地位を認める日米地位協定の改定が必要だと強調した。

 フィッシャーさんによると、2002年に神奈川県横須賀市で米兵から性的暴行を受けた。横浜地検が米兵を不起訴としたため、損害賠償を求めて民事訴訟を起こし、勝訴した。

 記者会見では「米兵による新たな事件を生まないためにも、地位協定を見直さないといけない」と語った。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「社会」記事一覧