兵庫知事、正当性を改めて強調 告発の公益保護見送り「適切」

共同通信 2024年8月7日 19:01
 兵庫県庁で記者会見する斎藤元彦知事=7日午後
 兵庫県庁で記者会見する斎藤元彦知事=7日午後

 兵庫県の斎藤元彦知事は7日の定例記者会見で、自身の疑惑を告発する文書を配布した元県幹部の男性を公益通報者保護の対象とせず、懲戒処分とした県の対応は「適切だった」と述べ、正当性を改めて強調した。男性が死亡し一連の対応に批判が高まるが、斎藤氏は弁護士の見解を踏まえ「文書には信ずるに足りる真実相当性がなく、公益通報には該当しないと判断した」と説明した。

 男性は3月中旬に文書を関係者や報道機関に配布した上で、4月4日に県の公益通報窓口にも通報していた。だが県は、通報者への不利益な取り扱いを禁じる公益通報保護法の対象になると判断せずに内部調査を進め、文書が誹謗中傷に当たると認定した。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「社会」記事一覧