先代ドラえもん劇場で再会 貴重フィルム、神戸の映画館

共同通信 2024年8月7日 05:56
 映画館「パルシネマしんこうえん」で支配人の小山岳志さん=神戸市
 映画館「パルシネマしんこうえん」で支配人の小山岳志さん=神戸市

 この夏、先代のドラえもんや野比のび太の懐かしい声を劇場で再び聞ける―。神戸市兵庫区の映画館「パルシネマしんこうえん」で、30年前に劇場公開された「ドラえもん」の長編作品を11~21日に上映する。上映素材は35ミリフィルムしか残っておらず、フィルム映写機が稼働する映画館も減る中で貴重な機会だ。

 上映作品は1994年の「映画ドラえもん のび太と夢幻三剣士」。のび太役を1979~2005年に務めた声優の小原乃梨子さんが今年7月に亡くなり、「追悼上映という形になってしまったが、多くの方に見ていただければ」と支配人の小山岳志さん(40)は話す。

 1日1回上映。料金は一般1500円。

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